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2019年04月04日

症例11 せきや痰がなかなか止まらない患者様

症例


こんにちは。今回はインフルエンザの後、せきや痰だけが長く残ってしまったパターンの症例です。





患者様について





Hさん74歳、女性





主に困っている症状: せき、痰(白い)
以前から体に不調が出たら通院されるHさん。





2月のある日に当院に来院されました。





そうすると、
「1ヶ月前にインフルエンザにかかった。インフルエンザ自体はB型で体がだるく微熱が出るという症状だった。





内科へ行き、お薬をもらったら熱は下がり体のだるさも取れた。





ところがその後せきと痰が出始めてどうにも止まらない。また病院でお薬をもらい咳止めや痰切りのお薬をいただくも、薬が効いている間は症状が軽くなるが、薬が切れると同じようにせきと痰が出始めてしまう。





昔から風邪を引くと最後はだいたいせきが出る症状が残ることが多い。煙のたっている部屋に行ったり、ホコリが舞っていたりするとせきがでる。食後と寝起きにもせきが出る。ほかにも何かの拍子にせきが出ることがある。」
と訴えてご来院されました。





所見





お体を診させていただくと、少し花粉症やハウスダスト、黄砂など、アレルギー反応のある時に出る脈の打ち方をしていました。





また体の内側に風邪(冷え)が残ったような脈をしていました。そこで立てた推測がこちら。
のどから体の内側の気管支に冷えの邪(ウイルス)が入っている。





気管に入ったウイルスが気管支に傷をつけ、気管が過敏になり、ちょっとしたホコリや煙などにも反応しやすくなっている。





それがアレルギーのような脈につながっているだろうと診たてました。





また食後にせきが出る理由としては、
胃腸に食べ物を入れると胃腸に負担をかけ、体の水分代謝を悪くする。





その余った水分が結果的に呼吸器の痰分泌を増やし、せきと痰をうながしてしまうことが考えられました。





ですからこの方には
アレルギー反応(のどの粘膜の過敏反応)を鎮める。
呼吸器の機能を高めて痰(余分な水分)の代謝を促す。
のどの炎症を鎮火させる。





この3つのことを行うことにしました。





治療と経過





H様は体が敏感傾向であることはわかっていたためできるだけ少数の針で仕上げることにし、3本の針で仕上げることにしました。
左足親指付近にあるツボ、左肘にあるツボ、背部にあるツボ
の3つを使い、脈やツボの反応が消えたところで治療を終了し、4日後にもう一度ご来院いただきました。





すると、4日後の来院時に経過をお尋ねすると、「あのあと症状が全体に小さくなってせきや痰の数が減った。今はほんのたまに出るという程度になってきています。」





とのことでしたので、
お身体の状況をもう一度見直して、同様の施術を行い、一旦様子を見ていただくこととしました。
それから数週間後の来院時にお伺いしたところ、2回目の施術のあとはそのまま症状が落ち着いていったとのことでした。





施術者の思い





風邪やアレルギー症状で鍼灸院にご来院いただいた時は、鍼灸の働きの幅広さをご実感いただけているのだなと感じて嬉しくなります。





風邪も初期段階であったり、峠を過ぎてこじれた症状が残った時などは鍼灸や漢方の助けを借りると一気に良くなることがあります。





皆様も困った時は一度ご相談ください。


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