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2019年04月25日

症例19 めまいと耳鳴りを起こした男性

症例


こんにちは。今回はめまいや耳鳴りでお困りだった男性の症例をご紹介します。




目次



  1. 患者様について

  2. 所見

  3. 治療と経過


 




患者様について





30代後半男性
最も困っている症状 : 来院日の3週間ほど前からめまいと耳鳴りを発症。強い肩こりと首こりを伴う。





経緯 : 仕事を退職されて5日ほど経った頃からめまいや耳鳴りが起きていることに気づいた。そこからなかなかおさまらない。来院時発症から3週間ほど経っているが、発症当初よりも軽くなっているようには感じる。
過去にめまいが起きた経験はない。
しばらく休養をとる期間にしているのでその間に治療をしておきたい。とのことでした。





卒業までの通院回数 : 6回







所見





発症のきっかけは、仕事を退職されてほっとしたタイミングだったようです。ずっと仕事をしてきた方が急にお休みの生活になったことで緊張の糸が切れて自律神経のバランスを崩すキッカケになるのはよくあることです。





おそらくお仕事をやめられる前までにストレスを抱えながらお仕事をされていた可能性がありました。
東洋医学的にお体をみてみました。この男性は手のひらや足の裏によく汗をかくことが特徴でした。また目の疲れもお持ちでした。





手のひらや足の裏に汗をよくかくのは、不安になりやすい方や、緊張しやすい方の特徴です。





また目が疲れやすいことと不安になりやすいことは東洋医学でいう「血虚」(けっきょ)の状態でよく起こります。





血虚とは血液量が少ないというよりは、血の栄養や酸素などが足りない状態です。
脈診からは感情の偏りがある時に出る脈が出ていたので、お仕事からのストレスから色んなことを考えていたことで頭が血を浪費してしまい血虚の状態が出来上がっていた。





そんな時に仕事をやめたことで、張りつめていた糸が切れ、血虚による症状が表面化し始めた。





というストーリーが見えました。







治療と経過





この方のめまいや耳鳴りは血の中の栄養を充実させ、血虚を改善すれば良くなると判断し、施術を始めました。初めは1週間に1回のペースで。
主に脚のツボに施術を施しました。
首肩のコリは1回目の施術を終えた段階で明らかに改善。





2回目以降の施術時もつらさはほとんどない状態になりました。





めまいや耳鳴りは3回目の施術を終えたあたりから少し頻度が減ったように感じ始めたとのことでした。





ただ、ご本人は気のせいかもしれないしどうなのだろうというご様子。
めまいや耳鳴りは改善の度合いがご本人の感覚でしかないし、意識を向けると揺れているように感じてきたり、耳鳴りがはっきり聞こえるように感じてきたりするものなので改善の可否の判定が難しいです。





4回目の施術を終えた段階で、ご本人の自覚はまだめまいや耳鳴りのある状態でしたが、お体の状態は改善していると判断したので2週間に一度のペースにしました。
めまいのある患者さんは不安感が強くなっていることが多く、良くなってきている段階であっても少しでも揺れる感覚が出てしまうと不安になって安静にしようとしてしまいます。





ある程度いい状態になってきたら多少ふわっとする感じがしても日常生活を普通に送るようにしてもらって、日常生活に体を慣らしていくようにしていただきました。





5回目の施術時にめまいが減っている自覚がはっきりし始めました。





6回目の施術を終えた段階で自覚的なめまいや耳鳴りが完全になくなったわけではありませんでしたが、日常生活に支障が出ないレベルになっていたので、そのまま日常生活に慣らしてもらっていけばそのまま落ち着いていくだろうと読んで治療をご卒業いただきました。





その後めまいが悪化したという報告はありません。





めまいや耳鳴りの治療は自覚的な変化がわかりづらく治療も長期間必要な場合もけっこう多いですが、比較的短期間で卒業にこぎつけられた例でした。




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