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2020年11月09日

症例54 急なめまいに苦しんだ男性

症例




こんにちは!院長の小畑です!





今回の患者様は急に回転性のめまいが起きてすぐに耳鼻科へ通院し、お薬を飲み始めたものの、1週間ほど経ってもなかなかおさまらないので奥様のご紹介でご来院されました。




目次



  1. 患者様について

  2. 東洋医学的見立て

  3. 治療

  4. 施術者の思い


 




患者様について





M様 51歳 男性 会社員





主訴: 6日前の朝より起きた回転性のめまい(今は回転性よりもふわふわと感じる浮遊性のめまいに変わっている)
朝起きたらグワーンと目の前が回っていたそうです。耳鼻科では良性頭位性めまいと診断されたそうです。内耳の血流改善薬を服薬中。
頭の位置を変えると眼振(眼球が左右に動く)が起こるとのことでした。
午前〜日中にひどく、昼以降だんだん軽くなり夜8時以降になるとめまいが完全になくなる、というのが症状の出方の特徴でした。
仕事の勤務形態が特殊で、24時間勤務したのち、24時間休むという形でした。











東洋医学的見立て





回転性のめまいであること頭位変換によりめまいが出ること
などから平衡感覚をつかさどる内耳の三半規管に問題があるタイプのめまいである可能性が高いと見ました。
東洋医学的には...めまいや耳鳴りなど、耳に関わりのある症状が出るときに、大きく体質を陰陽(わかりやすく言うと冷えやすいか熱がこもりやすいか)に分けて考えます。





冷えやすい方内耳の中のリンパ量が増えてむくみやすく、それが平衡感覚をつかさどる神経を刺激して過敏にさせてしまいます。
熱がこもりやすい方は内耳の平衡感覚をつかさどる神経そのものが高ぶって過敏になります。
脈をみると、中身が詰まって、ピンと張った感じのする脈。舌は紅く暗く、やや紫っぽい色が少し混じった色だ、舌の縁と先に少し赤い点が出ていました。
M様はお腹がゆるくなりやすいことや、脈舌の状態より、冷えやすいタイプの体質に分類しました。





元々の体質的にお腹が冷えやすく胃腸は弱め。
勤務形態が特殊なので食事が不規則→胃腸に負担
という背景があるようでした。







治療





一診目:内耳の神経の高ぶりを下げるための頭頂部のツボ。
体の温もりを助ける足首内側付近のツボ。
カラダの側面(首、脇、側腹部、脚の外側など)の緊張をとるツボに鍼をしました。





二診目:一診目のあと、かなり症状が落ち着いたようで、回転性めまいは消失。3時間以上眠って起きた時に軽いめまいを感じる程度になっていました。
一診目と同様の施術を行いました。





三診目:仕事から帰りしっかり眠って起きた直後だけ軽くフラッとするようでしたが、その他は全く問題がないとのこと。
さらに同様の施術を行い、日常にほとんど問題がなくなってきていたので、一旦治療を終了して様子を見ていただくことにしました。あとは自己治癒力でも完全な回復に向かうだろうと判断した為です。





その後奥様が治療にご来院の際、特に問題なく過ごせているとのご報告を受けました。







施術者の思い





今回はお体の見立てがきちんとはまり、スムーズに回復に向かっていただけた例でした。
お体の状態によっては、途中で治療を変えていったり、もっといろいろな調整をしながら治療を進める場合があります。めまいは状態によっては回復に至るまでに紆余曲折がある場合があるので、今回速やかに回復していただけて本当によかったです。


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