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2021年01月29日

症例59 アキレス腱と小趾外側の痛みでお困りの女性

症例


こんにちは、藤森です。





右アキレス腱と左足の小指の外側の痛みでお困りだった患者様の症例です。





患者様について





M様 30代女性 保育士





来院される4か月前より右足のアキレス腱歩行伸ばしたり押したりすると痛みがあり、それをかばうように歩いていたら、左足の小指外側が痛くなってきた。痛み止めを服用すると落ち着くが飲まないと痛みがまた出てくる。痛み止めをあまり飲みたくないのでどうにかしたいとのことで来院されました。





西洋医学的見解





右のアキレス腱は、歩行や伸ばす動作、押さえたりすると痛い。腫れも強く熱感もあるとのことで「アキレス腱炎」で間違いないと判断。









左足の小指外側の痛みは、歩行や押さえたりすると痛みがあり、皮膚が硬くマメのようになっている。右足をかばうために左足の外側へ体重をかけるように歩いた結果、通常時ではかからない負荷が左足の小指外側にかかったため表面の筋肉(腱)や中の関節包が炎症を起こしていると判断しました。









東洋医学的見解





脈はやや沈んで細く柔らかい、また胃腸の働きの低下を示す脈が出ていました。





舌は色が淡いピンクをしていました。





体質は寒がりでやや便秘気味眼精疲労があるという感じでした。





これらをまとめると、身体の冷えから胃腸も冷えて働きが鈍くなった結果、筋肉へ行く栄養が上手く吸収されず、筋肉がどんどん硬くなってしまい結果痛めやすくなってしまい、痛めても栄養が少なく回復ができないためなかなか治らない状態にありました。





治療方針





身体を温め胃腸の働きを促す…足の甲のツボやアキレス腱の内側にあるツボ





胃腸の働きを促し栄養を作りやすくする…足の親指付け根外側にあるツボ





右アキレス腱の炎症を抑えやすくする…アキレス腱内側のツボ





左足小指の炎症を抑えやすくする…足の小指外側のツボ





こちらのツボを使って治療を進めていきました。





経過





今回痛められている腱や関節は、筋肉に比べ血流が少ないため、代謝(組織を新しいものに作り変える作用)が遅いので回復が緩やかな傾向にあります。





だいたい回復まで3ヶ月、週に1回の治療を行い、回復具合で間隔をあけていく方針で治療していきました。





1回目:施術後、歩行時の右アキレス腱の痛みが少し軽減。次回1週間後。





2回目:治療後2日ぐらい右アキレス腱の痛みが軽減していた。左足はあまり変わらず。次回1週間後。





3回目:右アキレス腱の痛みは軽減しているが少しある、左足は施術後2日くらい軽減。次回1週間後。





4回目:右アキレス腱の腫れと熱感が引いて炎症が落ち着きつつある、痛みは現状維持。左足も痛みが軽減してきた。経過が良好なので次回は2週間後。





5回目:痛み止めをあまり飲まなくても過ごせるようになってきた。右アキレス腱の熱感は消失。左足は痛みが軽減して気になりにくくなっている。次回3週間後。





6回目:左足の痛みはほとんど気にならなくなった。右アキレス腱の痛みはやや感じる。ある程度回復してきたので家でできるストレッチ法やお灸の仕方を指導。次回4週間後。





7回目:前回以降、右アキレス腱の痛みや腫れはほとんど感じなかった、左足も同じく調子はよい。約1カ月の間、調子が良かったとのことで今回で治療は一旦終了、もし痛みがまた出るようならご連絡頂くということになりました。





ちょうど3ヶ月で治療が終了となりました。





施術者の思い





腱や関節の回復は筋肉に比べ進みにくい傾向にあります。M様の場合は回復が進められず数か月の間停滞状態になっていました。





そこに鍼灸で回復を促すよう働きかけることで停滞が回復に転じ少しずつ症状が軽減していきました。





症状の回復が進まず停滞しているのは。身体の日頃のダメージに対して自己回復力が劣っているからです。自分で治す力の方がダメージを上まると自然に身体は治る方向に向かってくれます。


要鍼灸院 とみお院

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