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2022年07月15日

症例86 運動時に腰・膝が痛い男性

症例


こんにちは、藤森です。





今回は日々のトレーニングや野球をすると腰・背中・膝が痛くなる患者様の症例です。





患者様について





T様 30代 男性 会社員





半年ぐらい前よりジムでトレーニングをした後に1~2日ぐらい腰痛を感じるようになり、3ヶ月前より背中も痛む(広背筋)ようになってきた。また野球で走ったりすると左膝外側に痛みを感じる。という状態でした。





日常生活を送る上では大きい支障はないが、運動時の痛みが不快で治るものなら治したいとのことで来院されました。





どういう経緯でなかなか治らないの?





診察をしてお話を聞いていくとジムでのトレーニングは筋肉を大きくする目的で身体にかなり高負荷なものでした。





何年も前から同じようなトレーニングをしているが以前は痛みが残ることはなかったが、ここ半年で痛みが痛みを感じるようになってきた。とのことでした。





ここで言えるのは、年齢を少しずつ重ねていき疲労が回復しにくくなりここ半年のタイミングで身体のもつ回復力を疲労が上まった結果だんだん傷めていったものと推測しました。





膝の痛みに関しても週に1~2回の野球ですがその負荷が回復力を超えてしまっているためなかなか痛みが引かないという状態になっていると推測しました。





どうしたら回復に向かうの?





T様のお身体を診察していって気になった点は「胃腸の働き」でした。





胃腸の働きの低下は回復力の低下に直結します。





筋肉・靭帯・関節などを傷めたときに回復に必要のものは食べたものから得られた「栄養」です。胃腸はその栄養を吸収して使いやすいようにしています。ですので胃腸が弱ると傷めたところで使う栄養が不足して治りにくくなります。





ですので胃腸の働きを正常にして回復に必要な栄養が供給されるようにしていくように働きかけていきました。





どれくらいで回復していったの?





腰・背中・膝ともに日常生活や軽い運動・トレーニングで痛みを感じなくなるところまで「約3ヶ月」で回復しました。





現在は高負荷のトレーニングをした時のみ痛みを多少感じるという程度になっています。





東洋医学的見立て





※ここからは専門的な見解をもとに解説していきます。ご興味のあるかたはお読みください。





脈は左がやや弦滑、右は緩滑、左尺位内が弱、営分に滑。





舌は淡紅、やや歯根





その他の所見が、下痢・軟便が多い、食欲旺盛、寝つきが悪い、夜中目が覚める





これらの所見から胃腸が上手く働いていないことがわかります。キャパを超えて食べているので胃腸が疲れています。





そのため精が上手く作れずまた湿も処理できずたまっているような感じでした。





寒熱で分けるとやや寒寄りで腎陽の補を行い胃腸を動かしやすくして身体の回復に必要な精をつくりだしていけるようにする、湿の排出・処理がうまくいくようにしていきました。





使用したツボ





衝陽、湧泉、水泉、陽陵泉、下巨虚、腎兪 をメインに日によって変えながら使いました。





施術者の思い





日頃からスポーツをしていて、痛みが出てきたという方は多いと思います。それが原因で思うように動けなくなるのはとても不快です。ただ、痛みが出てしまう段階でその運動やスポーツはすでに現状の身体には負担が大きいということになります。続けていくためには負担を減らして上手に付き合うか、今回のT様のようにケアをして傷めにくいようにするor傷めても治りが早いようにする必要があります。昔はこんなことなかったのにな・・・と思われる方のお気持ちはわかります。どんなスポーツ選手でもしっかりケアをしていても年齢を重ねればケガは増えますしパフォーマンスは低下します。長く元気に運動したい方はご自身の現状を理解していただき適切に運動・ケアを行って頂くことをオススメします。


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